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日本映画にとって貴重な俳優がまた一人お亡くなりになった。
俳優の緒形拳さんが10月5日、肝癌にて息を引き取られました。
緒形拳さんはまさに、邦画界を牽引していた一人の俳優だったとおもいます。
大学時代、松竹ヌーベルヴァーグにどっぷりつかっていたこともあり増村保造作品や「砂の器」、
「楢山節考」など緒形拳さんの思い出深い作品は色々あります。
私が一番気になっていたのは晩年になってから上演された「白野」でした。
新国劇(って今も存続しているのでしょうか…)の「白野」が島田正吾さんから緒形さんに取って代わられたとき、イメージのブレがまったくなく、非常に良いキャスティングだなぁと思った記憶があります。
あの一人語りの切ない芝居をどう演じるか、色々興味はあったのですが、結局見に行けずじまいでした。やっぱり見たい舞台は無理してでも行くものだと痛感しています。
最近ではCMなどで良いおじいさん役をやっていたりしましたが、いま緒形さんの訃報のニュースを見るたび、神様は映画なんて見ないんだ、日本映画の素晴らしい逸材ばかり奪っていくんだなぁなどと感傷的になってしまいます。
謹んでお悔やみ申し上げます。
Excite エキサイト : 社会ニュース
俳優の緒形拳さんが10月5日、肝癌にて息を引き取られました。
緒形拳さんはまさに、邦画界を牽引していた一人の俳優だったとおもいます。
大学時代、松竹ヌーベルヴァーグにどっぷりつかっていたこともあり増村保造作品や「砂の器」、
「楢山節考」など緒形拳さんの思い出深い作品は色々あります。
私が一番気になっていたのは晩年になってから上演された「白野」でした。
新国劇(って今も存続しているのでしょうか…)の「白野」が島田正吾さんから緒形さんに取って代わられたとき、イメージのブレがまったくなく、非常に良いキャスティングだなぁと思った記憶があります。
あの一人語りの切ない芝居をどう演じるか、色々興味はあったのですが、結局見に行けずじまいでした。やっぱり見たい舞台は無理してでも行くものだと痛感しています。
最近ではCMなどで良いおじいさん役をやっていたりしましたが、いま緒形さんの訃報のニュースを見るたび、神様は映画なんて見ないんだ、日本映画の素晴らしい逸材ばかり奪っていくんだなぁなどと感傷的になってしまいます。
謹んでお悔やみ申し上げます。
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by imao001
| 2008-10-07 20:20
| 日記
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