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by imao001

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さよなら歌舞伎座

このブログを更新している本日、四代目にあたる現在の歌舞伎座が最後の興行の千秋楽を迎えました。30日には特別興行があるとはいえ、実質的にいまの歌舞伎座の幕が降ろされる日です。思えば東京に出てきてアート系の大学なんぞに入らなければ歌舞伎と出会うこともなかったように思います。大学時代はお金が無いので幕見席(千数百円ほどで一幕分の演目が四階席で見られる)などによく行き、小劇場などを観るのと同じ感覚で歌舞伎に接していました。また文楽狂言なども(財布を気にしながらも)積極的に見ていた記憶があります。歌舞伎に限らず文楽や能、狂言にも言えることですが、普通に暮らしていると古典芸能に関心を寄せることなど、よほど特別な機会がない限り無い様に思います。が、がしかし、もしこのブログをご覧いただいた方で歌舞伎を観たことがないという方、是非“歌舞伎ぐらいは”日本人なら観ておいて下さい。今回の興行、私も最後に良い思い出をと幕見席で鑑賞しました。俳優陣もこれ以上にないぐらいのオールスターキャスト、内容も最後の演目にふさわしい演目が並んでいました。またそれを見に来た観客も、今の歌舞伎座との別れを惜しむ人々に混じって、海外から来た旅行者や日本在住と思しき外国の人が立ち見でもいいからと見入っていました。大学の頃は私も幕見でばかり見てたので役者も誰だかわからず、内容の把握もおぼつかない中でじっと見ていた記憶があります。しかし今思うと良い演目はしっかりと胸に残ています。確かに学生時代に観た歌舞伎の演目の中には忘れられない舞台が幾つもありました。私でさえ十分に楽しめる歌舞伎なんですから、好奇心旺盛な本ブログの読者の方々ならもっと楽しめることと思います。海外の人々も関心を寄せる“歌舞伎”というこの国の文化を知らず、なんとなく日本人として漠然と過ごしてしまうのも残念に思えます。今の形の歌舞伎座はなくなってしまいますが、歌舞伎は年中、国内のどこかで演じられています。今の歌舞伎座がなくなるのは残念ですが、これを機に歌舞伎を知り、見に行くきっかけになってもらえればと思います。

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by imao001 | 2010-04-28 18:02 | 日記