映像制作/USTREAM・IP配信会社のジーマ代表が、徒然なるままに書き綴る とりとめもない出来事、映像、映画業界のお話 http://ji-ma.tv/ http://ji-ma.jp/


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追悼 緒形拳

日本映画にとって貴重な俳優がまた一人お亡くなりになった。
俳優の緒形拳さんが10月5日、肝癌にて息を引き取られました。

緒形拳さんはまさに、邦画界を牽引していた一人の俳優だったとおもいます。
大学時代、松竹ヌーベルヴァーグにどっぷりつかっていたこともあり増村保造作品や「砂の器」、
「楢山節考」など緒形拳さんの思い出深い作品は色々あります。
私が一番気になっていたのは晩年になってから上演された「白野」でした。
新国劇(って今も存続しているのでしょうか…)の「白野」が島田正吾さんから緒形さんに取って代わられたとき、イメージのブレがまったくなく、非常に良いキャスティングだなぁと思った記憶があります。
あの一人語りの切ない芝居をどう演じるか、色々興味はあったのですが、結局見に行けずじまいでした。やっぱり見たい舞台は無理してでも行くものだと痛感しています。
最近ではCMなどで良いおじいさん役をやっていたりしましたが、いま緒形さんの訃報のニュースを見るたび、神様は映画なんて見ないんだ、日本映画の素晴らしい逸材ばかり奪っていくんだなぁなどと感傷的になってしまいます。

謹んでお悔やみ申し上げます。


Excite エキサイト : 社会ニュース
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# by imao001 | 2008-10-07 20:20 | 日記

Ulead VideoStudio12 Plus


ノンリニアのビデオ編集といえば使うソフトは人それぞれかと思うがやっぱり近年は Final Cut Studio やFinal Cut Express などアップルブランドがもてはやされてはいるのだろうが、今日はちょっと気になっていたソフトをご紹介します。そのソフトとはCorel の Ulead VideoStudio12 Plus 。以前、早稲田の映研の某女史が使っていて不都合を感じないといっていたので、体験版がダウンロード可能だったこともありテスト使用してみた。

これまで Ulead 製品は使ったことがなかったので、その操作性や、安定性が仕事として使えるかどうか気になっていた。しかしながら購入するというほど興味も惹かれていなかったので、結局ほったらかしになっていた。

実際、試してみると Final Cut や Premiere、Avidを使っていた自分にも、思ったほどタイムラインや使い勝手に違和感なく、これまでFinal Cut Express を使ったことがあるユーザーなら簡単に使いこなせるのでは?と思った。

Blu-rayにも対応しAVCHDやHDVも使用可能な点はユーザーの利用可能なフォーマットが広がっているので好感が持てる。Blu-rayのオーサリングが出来たり、フラッシュムービーも書き出せるのでウェブ制作者もお値段的には充分手の届く範囲ではないだろうか。
「ビデオ編集ソフトは高い!」と変な理屈をつけてコピー製品を使うくらいなら、手ごろな値段でも高機能な編集ソフトはあるのだから正規に購入してほしいものだ。



編集画面はご覧のとおり。普通のオフライン編集ぐらいなら別に問題なさそう。
当然EDLは出ませんが…ま、それはそれということで…

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# by imao001 | 2008-09-24 23:31

イントゥ・ザ・ワイルド

ブログツールというか、エキサイトブログの機能“モノモジ”iCDの機能を使ってみました。
なにやら見に行こうと思っている「イントゥ・ザ・ワイルド」とのタイアップキャンペーンらしきものをやっていたので魅かれて思わず試してみました。

ちなみにこのキャンペーン、ブログに“モノモジ”を使ったうえで与えられた質問に答える、というもの。
そして私が選んだ質問は…こちら。

Q.1枚だけCDを持って行けるとしたら、何を持って行きますか?

A.久石譲のサントラ「あの夏、いちばん静かな海。」

理由は、このCD、おそらく映画のサントラの中で自分が一番癒されたCDなので、どんな状況になってもこれを聞けば何事にも対応できそう、っていう単純な理由。皆さんも機会があったら是非聞いてみてください。

ちなみに…この“モノモジ”、使い方がやや分かりづらい…
普通にブログに訪問したひとが、この“モノモジ”という機能のを知らなかったらただの絵文字でしかない…これ、もしかしたら普通の絵文字の方がいいんではないのか?


なんていってはダメですよ。



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# by imao001 | 2008-09-24 22:06 | 日記
油断すると、ついつい更新がおろそかになってしまいますね。反省。
さて、現在私は某ドラマのメイキングを制作中なのですが、その取材中使っているカメラがハンディのHDVカメラ。SONYのHVR-A1Jです。

今、ハンディのムービーカメラは様々なメーカーから様々なフォーマットで、ほんとにいろんなスタイルのカメラが出ています。その使い勝手や感想を個人的に言うと、まず“とにかくフォーマットをどうにかしてくれ”といいたくなる。やれHDVだ、AVCHDだ、またIntra だ、High Profile だ、消費者はついていけているのか?と不思議に思います。まぁ、それが映像機器市場の致し方ない仕組みですから、こういった規格争いは永遠に続くのでしょう。

そんななかでも無駄な買い物はしたくないもの。ということで、今回はやや使い勝手や将来性を加味したハンディカメラの比較をしてみようと思います。単純に比較は出来ないでしょうが、制作会社の立場になった、コストパフォーマンス重視のハイビジョン規格ムービーカメラの比較です。多くの制作会社ではステーションのHD化にあわせ、自社内でもフルHDのカメラを使用し始めていることでしょう。中でもソニーのZ1JやパナソニックのHVX200などはHDのサブカメラとして使ってきたところもあると思います。放送業界ではZ-1J、V1JやA1Jなど、ウェブやパッケージ物など様々な映像制作をやっているとパナのHVX200あたりも使用しているかもしれません。ですが、今回は2台目にはなにがいいかな?という観点から10万円前後のHDV機種から比較検討したいと思います。

まずは、日本ビクター「GZ-HD40」
この値段でフルハイビジョンって一昔前じゃ考えられなかったけど、今では機能も充実し、先日はとある報道の現場で取材記者が使っているのを見ました。しかしながら目撃したその時にも思ったのですが、メイン使用がメモリータイプではなくハードディスクタイプなで密着のような手荒な現場で使って大丈夫なのかなぁ、と思ってしまいました。もしかしてMicroSDで収録してるんでしょうか?それだと密着って使い方だと大変だとは思うけど…。しかしながらAVCHDとMPEG2-TSという2つのコーデックで収録できる点、画質モードを3種類そろえている点は優秀だと思います。最高画質モードでさえMPEG2-TSで10時間も収録できるというんですから、正直びっくりです。ちなみに量販店でしか本体を触ってませんが色の表現、発色などは値段的には充分かとは思います。個人的にはパネル等の使い勝手がビクターということで馴染みなく、ちょっと使いづらいように思えました。

次はソニーの「HDR-CX12」
記録媒体がメモリースティックDUOだけというのが残念。コーデックはAVCHD、まぁこれはいいとして、このマシン、ちょっと驚いた点が露出補正のダイヤルです。これまでのHVR-A1J、HC-1などではアイリスはマニュアルがあったものの段階的な上がり方だったのに、これはスムーズに操作出来る!その上以前のスタイルよりも非常に使いやすい。これでキャノンでの音声入力ができるようであればかなり便利でしょう(キャノンのオプションマイクが接続できるアタッチメント部分がないのが悔やまれる、というか差別化でしょうね A1Jとの。HCシリーズにもなかったし…)。画質もHCシリーズと驚いたほど変わらないので良しとします。ま、太陽光と蛍光灯の両方が入る現場で使用すると、色がクルクルまわっちゃうところがやっぱり大いなる欠点なんでしょうが価格的に及第点です。SONY信者には満足できるでしょう。



最後は三洋電機の「DMX- HD1010」。いわゆる“Xacti”の新商品です。
以前のDMX-HD1のアップグレード版ということでしょうが、やっぱり気軽に持てて撮影に入れるこのスタイルは最高です。デジカメとしても充分機能するスペックですし、正直プライベート用には非常に欲しい一品です。しかしながらこの形が災いして三脚に載せるには不向き、その上充電用のドックの接触部分が近くにあって三脚使用ではやっぱり不安です。まぁ、三洋からすれば、この形状なのだから三脚に乗せるなということでしょうが… そういうことでプロユースには不向きです。コーデックはAVCHD、メディアはSDなのでなかなか使い勝手はいいと思うのですが…それこそ記者カメ用にいいんではないだろうかなとも思います。

ま、結局、それぞれの機器の特徴での製品チョイスになるんですけど、個人的には家庭での使用には“Xacti”、仕事のサブカメだったら“GZ-HD40”ですね。ノンリニで編集しやすいですから。

パナソニックの「HDC-HS100」や、キヤノンの「HG21」あたりもいいとは思いますが触ったことがないので、また色々いじってみてご報告します。
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# by imao001 | 2008-09-20 16:53 | お仕事:映像制作

追悼 市川準

映画好きの私ですが、これまで好きな監督、尊敬する監督は?と訊かれると、決まって3人の監督の名を挙げていました。

一人がギリシャのテオ・アンゲロプロス。
一人が台湾のエドワード・ヤン。
そしてもう一人が日本の市川準監督です。

その敬愛する市川監督が今日、お亡くなりになりました。
享年59、、新作の編集作業の真っ最中だったということです。

市川監督はいつも物語の中に映像詩をうまく溶け込ませ、その詩情を、物語の情感をたくみに表現していた監督でした。1シーン1シーンの感情の深み、重厚さが心地よく、作品によっては自身が涙を流していることや、息をするのも忘れるほど(私にとってはこれも大げさな表現ではありません)その映画に陶酔したこともあります。初期の『BU・SU』から『あしたの私のつくり方』まで、ほぼ全ての作品を映画館で見てきて、次回作をいつも心待ちにしていた監督でした。失礼にも自分もドキュメンタリーを作るときに市川監督のその鮮やかなインサートの手法を真似させていただいたこともあります。

私は往生際が悪く、今でも、監督 香川今生の“映画を撮る”という夢を忘れていません。おそらく死ぬまでは忘れることはないでしょうし、必ずや実行すると思います。そんな私がテレビの世界に入って4年程たち、業界の仕事にも慣れてきたあるとき「このままではマズイ!このままでは映画が撮れない!」そう思い立って映画関連の人々にアポイントを取り、映画業界に入り、監督への道筋をつけようとしていた時期があります。その時、私は無謀にも市川準監督の事務所に連絡を取り、その熱意を一方的に語ったことがあります。市川監督はいつも自身の好みのスタッフ編成をするので、未経験の私などは当然受け入れられるはずもなかったのですが、丁寧に話を聞いてくださり、断りの理由を丁寧に説明されたことが思い出されます。

最近は自分自身も「年をとったなぁ」と感じることも多いですが、私の大好きな映画を作っている、本当に大好きな監督が次々お亡くなりになる現実にやはり寂しさを感じずに入られません。

謹んでお悔やみ申し上げます。



Excite エキサイト : 芸能ニュース
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# by imao001 | 2008-09-19 23:46 | 日記
忙しかったとはいえ、ブログの更新を怠りすぎました…ご無沙汰です、香川です。
ここしばらくはロケやスタジオ収録、新しい機材の導入に関して慌しく動き回っていたので、
自分でも結構更新できていないなぁなどと思っておりましたが、いやはや2週間もたっていたとは…
私自身、個人的なことでもやや疲弊しており、先日の休みでようやく復活しました。

さて心機一転、新たにブログを継続していきましょう。

新しい機材の話はまたの機会に譲るとして、
最近気になることにハイビジョン編集特にHDVのワークフローがあります。
昨今、放送業界ではHDVの機材の使用が広がってきて、HDV素材の編集ワークフローが話題になっています。しかしながらHDVはLongGOPという圧縮方法を採用しており、映像に加工を加えたりするような編集現場ではやや敬遠されがちです。というのも、LongGOPとはある数量のフレームにまたがって圧縮を行う圧縮方法なので、同じビットレートであっても効率良く高画質に圧縮できるのですが、フレーム単位で編集する現場=通常の映像制作の現場ではエンコードに時間がかかるため敬遠されることもあるのです。それゆえ編集所によってはHDVをHDCAMに一度立ち上げて(ダビングして)編集に対応しているのです。

HDVが発売されてここ何年かは、ポスプロ業界もHDV規格の浸透の動向を見極めるためデッキを買い控えていました。しかし先日、HDVでもTCをフレーム単位で正確に読み込むデッキが発売されたこと、そしてHDVのカメラが予想以上に早く現場に広がったことをうけHDVを受けとしても対応させようというポスプロが出てきました。

HDV中心のハイビジョン編集環境は多いと思うので、この流れには素直に賛同したいと思います。

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# by imao001 | 2008-09-08 18:05

王心凌 是 誰?

以前、台湾の友達と話していたとき話題になったのですが、日本でも一部でかなり盛り上がっていたらしく、ちょっと面白かったので書きます。
その話題というのが台湾のアイドル、王心凌(シンディー・ワン)さんのこと。日本の今風にいうと、いわゆる萌え系アイドルという感じになるのでしょうか、台湾でもかなり話題になった女性です。この人、竹内まりやさんの「元気を出して」のカバーをなども出し、所属は台湾の avex 、いまや破竹の勢いだそうです。私が台湾にいた頃は独立系のレコード会社が多くて、メジャーなんて滾石(ロックレコード)くらいのものでしたが、いまは台湾音楽界も avex が中心的役割、というか独占状態だそうです。

そんな彼女が出した以下の曲「honey」が、完璧なるアイドル街道を突っ走って台湾で大ヒット!その波が日本の萌えウェーブに転化(したかどうかは分かりませんが)、ニコ動や地下アイドルおたく(いまだ健在!)らの間でこっちでも大ヒット。とくにニコ動ではかなりいじり倒されていたみたいです。本国台湾でもこの踊りをアレンジしたり、衣装をアレンジ(PVで着ている衣装は台湾の軍服にスカート)したり、大きな反響があり、またここまでの本気アイドルはそういないようで、一躍 時の人となったそうです。特にPVで着ている軍服風衣装は本人のコスプレ好き(戦略でしょうが)を越して台湾でもヒットしたそうです。

で、それで?といわれればそれまでなんですが、ふと思い出してどうしても記事にしたかったので書いてみました。

こちらがその王心凌(シンディー・ワン)の「honey」という曲


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# by imao001 | 2008-08-23 16:10 | 日記

あぁ、セミの声…

ここしばらく、とある地上波の局で始まるドラマの番宣番組(ドラマそのものをPRするための宣伝番組)のため、連日ロケへと出ています。昨日のロケは、スタジオ収録の周辺取材だったのですが、スタジオ内は当然何の雑音もなく、せかせかと作業する人々の大声と、作業音だけが響いていました。

ところが…

スタジオの外観を撮影するために、ひとたび外に出てみると、スタジオ前にある大樹にセミがてんこ盛りしがみ付いて大合唱しているではありませんか!その声のまぁ、うるさいこと、うるさいこと。ドラマにも出演する中国から来た女優さんもその大合唱にはびっくりしていました。

ところが、昔、日本にやってきた欧米の人はセミを知らないひとが多かったらしく、
「なぜ木が鳴いているのか?」と不思議そうに尋ねたそうです。
確かに、この“大合唱”、聞きなれているのと聞きなれてないのでは大違いですからねぇ。

ちなみに、日本のドラマを欧米などに番販(番組を海外などに販売すること)する場合には、日本のドラマではおなじみの夏の場面のセミの声は消してしまうそうです。日本ではいかにも真夏!っといった感じの効果音ですが、海外ではノイズと勘違いされるということです。

あぁ、やがて寂しき蝉の声。

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# by imao001 | 2008-08-22 16:11 | お仕事:映像制作
SDからHDV, DVCPRO HDなど様々なビデオフォーマットに対応し、放送の現場でもオフラインマシンとして定着した感のある Avid Xpress Pro
しかしながらAvid Xpressブランドは今年7月を持って販売を終了。となると心配なのが今後のAvidのサポート環境。上位製品のAvid Media Composerなどともプロジェクトの互換性が保たれることを考えると、まだまだ現役でいけそうかとも感じますが、将来的なことも心配なAvid Xpress。Media Composerではその価格が導入の大きな障害となっており、いまではノンリニア環境なら Final Cut Studio (FCS)という流れへ拍車をかけているように思います。
実際、FCSかAvidか?ノンリニア編集環境を導入しようと考える方から、最近よくこの相談を受けます。巷ではAvid Xpressのサポート期間がいつまでつづくか、という議論もあるそうですが、Avidのウェブにも『いついつまで』ということはどこにも明記されていません。ポスプロの方で有償サポートなどを購入されている方ならともかく、普段はほとんどの方がメールサポートも送ったことがないような環境でしょう。

果たしてAvid Xpressはいつまで使えるのでしょうか?

正直SDレベルでの編集であればWindows XPのサポートされる2014年くらいまでは何とかなるでしょうが、パソコンのスペックに不満が出てくることでしょうし、ノンリニア環境もHDに大きくシフトしてくることでしょうから、私はAvidの時代はおそらく3、4年とみています。
ならば、これからのノンリニア環境なら何のソフトを購入するのか?

個人的にはやっぱりFinal Cut Studioをお勧めします

HDにも対応し、マシンのスペック、ストレージの進化次第では非圧縮HD環境をFCSで、という時代もそれほど遠くないと思っています。

編集システムは10年ほど前は億単位の代物だっただけに、現在の技術の進歩も正直驚きです。
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# by imao001 | 2008-08-21 00:40

ヘビーローテーション

一時的に頭の中で、ある曲がヘビーローテーションすることってよくありますよね。
ここ数日、私の頭の中でガンガン曲を奏でているのがiTunesのCMでおなじみの Coldplay の “Viva La Vida” 。曲の耳障りの良さもさることながら、秀逸のなのがその Apple のCM。まだ見たことない、なんて人はいないでしょうが、ピンと来ない方はこちらをご覧ください。
AppleのCMは相変わらずそのモーショングラフィックスが見所で、個人的にはベクター系の物も好きですが、やっぱりAppleのCMも捨てがたい。今回もその抜きん出た表現力にあ然です。でもこれってやっぱりAppleだけにMotionで作っているって事なんでしょうか?ヘビーローテーションしている曲と共に、その辺もまた非常に気になってしまいます。
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# by imao001 | 2008-08-17 21:43 | お仕事:映像制作

気分はお化け屋敷…

※現在お食事中の方はこのブログを読むのはさけてください
※お食事後、数時間たってからお読み頂くことをお勧めいたします

私は年間100回以上は喫茶店(ファミレス含む)にてコーヒーを飲みます。
今日も出かけた先でやや時間があったので、目的地に向かう道中喫茶店を探していました。
今日、紫外線はひときわ厳しく、頭のお皿が結構ジリジリ…と恐ろしい悲鳴を上げていました。暑さゆえ自然と目的地に向かう足取りも遅くなるのですが、目的地が意外に近く、やや早くついたので、きょろきょろ周辺を見回すと…ありました!ありました!“喫茶”の二文字!真昼間の暑さも加わって、何の迷いもなくササッとその“喫茶”の二文字を掲げるお店に入っていきました。

しかしドアを開けた瞬間すぐさま漂ってくる 強烈な違和感 !

まず感じたのはこのお店、きわめて暗い
そとは燦燦と太陽の光が降り注いでいるのに、このお店は電気が裸電球数個ぐらいの明るさの電気しかついていない。その上、入った瞬間鼻を襲ってきたかび臭いにおい。それだけならまだしも、いくらお盆とはいえ喫茶店として稼ぎ時のお昼を前に、なぜか店内は生暖かい。冷房効果はなく、おそらくこれがこのお店の常温、といった空気。それに加え、ふと目を脇にやると合皮と思われるソファ椅子の表面はほぼ全て!ほぼ全てがその古さゆえか、暑さゆえか、割れたように破れている。そして奥の暗がりから出てきた女性は60代になるかならないかといった風貌の女性。恐ろしくやせていてそれはもう、『うらめしや~』と声を発してもおかしくないほどの幽霊顔でした。正直、ちょっと躊躇した私は奥に入る前に「食べ物ってやってますか?」と何かきっかけを作って逃げ出そうとしたが、功を奏さず『ありますよ…どうぞ…』と、覇気のない対応ながら、破れたソファを指差され、席へと誘導されてしまった。

結局幽霊顔のおばさんを振り切って逃げ出すことも出来ず、自身のドギマギ感をごまかすため食べ物を聞いてしまった手前、やむにやまれず、素直に着席。結果、アイスコーヒーと共にピラフを頼んだ。すると、いきなり何かのスイッチを入れる音と同時に、モーター音が鳴り始めた。よく見ると音を立てている機械はクーラーらしく、その姿もこれまで見たことのないような年期物、おそらくは30年ほどたってるんじゃないかといった感じ。仰々しいほどのクーラーの動き出す大きな音と共に運ばれてきた水は表面に水滴が付いていることもなく、ひと目で常温。恐る恐る飲んでみると、やっぱり常温、その上、明らかに水道からくんだ決してほめられたものではない味のお水。もうとにかく、一刻も早くこの店から出たいと周りを見回すと窓のさんには大量の埃がたまり、ガラスも、うす曇り。おそらく数年は磨いていなさそうだった。

お化け屋敷さながらのお店でも出てきたものが美味しければ(この環境で食べればどんな料理でもおいしく感じられそうにないとおもうが)まだ許せるが、味は普通以下、アイスコーヒーもパックのどこぞのアイスコーヒーの味だった…食事中、お客らしき人が扉を開け、一歩店内に入ったのだが、すぐさま出て行きました。お化け屋敷に一歩足を踏みいれ、すぐさま脱出したあなた!あなたの行動はまさに正解以外の何物でもありません!

そそくさと食事をすませ、心の中で「あ~…まじぃ…」と叫びながら、苦渋の30分を過ごし、さっさと精算を済ませこの店を出ようと値段を聞くと『1200円です』とのこと。お世辞にも量が多いとも言えず、美味しいともいえないピラフと、ドトールの無糖アイスコーヒーとおぼしき即席アイスコーヒーで1200円…

まさに、ちょっと高めなお化け屋敷の入場料だと自分を強引に納得させ、会社へと帰りました…

半蔵門線 某駅から歩いて7分         あら、看板が落ちてる…
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# by imao001 | 2008-08-14 22:02 | 日記

残念!

北京オリンピック、盛り上がってますねぇ。勢いをつけてくれたのがやっぱり北島選手の金メダルでしょう。あれだけの周囲のプレッシャーやノイズに負けることなく、まさに有言実行。正直恐れ入りました…

そんな華やかな舞台の陰でいまいち盛り上がりに欠けているのが夏の高校野球。先日日記にも書いた倉敷商業の活躍、私もかなり期待していました。しかしながらそんな私の密かな応援もむなしく、本日、静岡代表の常葉菊川に負けてしまいました。内容は接戦、というか乱打戦といった展開で、5点の大量リードがあったものの、5回に7得点を許し、9回2点差まで追い上げたものの力尽き、打ち負けてしまいました。

倉敷商業の夏はベスト16と残念な結果でしたが、今日からは星野ジャパンが北京の地で世界を相手に戦います。オリンピック正式種目としての野球は今回の北京大会が最後。北島選手のようにプレッシャーに打ち勝って、是非、日本に金メダルを持ち帰ってほしいものです。

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# by imao001 | 2008-08-13 19:24 | 日記
名匠パトリス・ルコント監督が描く心温まる男の友情。といっても、過去に「タンデム」で描いたようなストレートな友情物語ではない。「タンデム」でロードムービーの様にシチュエーションで作品の雰囲気を演出するように、今回の「ぼくの大切なともだち」でも『友達とは?』という問いの答えを見出すべく、作品全体にウィットに、ペーソスに富んだ感情豊かな作品の雰囲気が漂う。深刻でいながらどこか間が抜けている、だけれどもそれがまた非常に良い。

パトリス・ルコントの映画はその作品の雰囲気が濃厚にスクリーンに現れ出るので、好みが分かれることもある。商業的にとか、市場ニーズとかに要求されているであろう期待に見事に答え、自分の作家性という足跡を残して高笑いしながら去っていく、まあ、そんな気持ちのいい監督だ。
だからこそまさに私が一目ぼれした作品「髪結いの亭主」とは違って、ストーリー展開でグイグイ見せていったとしても、男の持つ悲しい“何か”に、ルコント独特の雰囲気という味付けをして、観客を満足のうちにストーリーを締めくくることができる。

「ぼくの大切なともだち」は久しぶりにルコント作品らしいルコント作品で、誰もが楽しめるように思う。


映画『ぼくの大切なともだち』公式サイト
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# by imao001 | 2008-08-06 22:58 | レビュー

全英リコー女子オープン

もともとスポーツは見るよりやることのほうが好きなこともあって、普段、私はスポーツニュースなど気にすることはあまりありません。ところが昨日はとあるスポーツの結果が気になって気になってしょうがなく、深夜にもかかわらずニュースが見られる所を探し、汗だくになりながら街を駆けずり回りました。

そのとあるスポーツというのが…女子ゴルフ。

お気づきの方も多いかと思いますが、昨日は全英リコー女子オープンの最終日。全体的に好調だった日本女子勢。前日の時点で不動裕理が首位タイ、調子を上げてきている宮里藍は単独3位、若干崩れてきたもののまだまだ射程圏内の10位タイの上田桃子横峯さくらは若干後塵を拝してはいるものの26位タイ。世界の檜舞台でこれだけの日本人がトップを競っている大会、見ずにはいられませんでした。

結局、私がテレビが見れたのは25時ごろから、勝負はまさに佳境に入っていました。

そして結果は…  ご存じない方、こちらのサイトをご覧ください…

あ~!!!いや、昨日は本当に悔しかった。私自身にわかゴルフファンではありますが、こういった実力を持った選手が力を発揮してくれると、他の人気スポーツ同様、どっぷりはまってしまいますね。

皆さん実力がある選手ばかりですから今後も期待できそうです。

しかし、シン・ジエといい、ヤニ・ツェンといい、20歳そこそこで恐ろしい人達ですね。
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# by imao001 | 2008-08-04 09:36 | ゴルフ
4、5年ほど前、私は長期にわたって長野で取材をしていました。
デジカメひとつ持って、駆け出しのディレクターが覚束無い足取りで取材を続けていました。当時はSONYのPD-150などのハンディカメラが密着取材などでよく使われるようになった頃で、私も御多分に洩れずVX-2000という機材を持って取材をしていました。

そんな中、現場でよく出会う二人のカメラマンがいました。お一人は自分が制作していた番組の地元の系列局のカメラマンで、カメラの技術はほとんどこの方の技を盗んでいたような気がします。この方は撮影、編集、演出、全て、てきぱきこなす非常に優秀なカメラマンでした。

そしてもう一人、私が心底クリエイティブな画を撮るなぁ、と感心していたカメラマンがTBS系のカメラマンさんです。この方の撮影している様子や、動き、カメラの向いている方向などから逆算して、私はよくこの方と同じような(※到底かなうわけもありませんが)画を作って自分の肥やしにしてました。

今では長野で取材を続けることも少なくなり、お二人とご一緒することはだんだんなくなっていきましたが、知事選で幾度もお会いしたこの8月になると、きまってお二人の顔を思い出します。
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# by imao001 | 2008-08-03 08:50 | 日記

だらぁ~

暑さが増すと何をするにも億劫になります。
昼間っから“だらぁ~”っとしてもいい時には、周りに気にせず“だらぁ~”っとすることに決めてます。休日なんかはまさに“だらぁ~”っとできる絶好のチャンスではあるのですが、今日は用事で高田馬場へと向かっていました。駅にはスタンプラリーの子供たちがわんさか集まって、私の行く手を阻んでいたのですが、電車に乗ると、意外や空いています。

そして…

高田馬場直前、乗ってきた親子連れが、いきなりこの様子…
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電車の中で“だらぁ~”…

たいそう疲れていらっしゃるようで。

Excite Bit 投稿コネタ 最新お題投稿!
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# by imao001 | 2008-08-02 22:59 | 日記

劇評「羊と兵隊」

先日、岩松了演出の「羊と兵隊」を見た。
個人的なことだが本多劇場に足を運ぶのは大学時代以来およそ15年ぶりくらいになる。大学時代は下北にも足繁く通ったし、いろんな街で芝居も上演した。ところが卒業後は芝居から遠ざかっていたので、15年という月日に驚きはしたものの、それだけ足が遠のいていたとしても当然といえば当然だった。

さて、感傷に浸っていないで肝心のお芝居の中身の方である。
キャストに友人が出ている時は、普段は友人経由でチケットを取るのが普通なのだが、今回は観に行けるかどうか微妙なスケジュールだったのと、岩松演出にあまり興味がなかったこともあり、当初行かないつもりだった。ところが今回は別の友人経由でチケットが流れてきて、その上、楽日のマチネだったこともあり、“あら、お得だわ!”と、主婦的お得感を感じてしまい、やっぱり観に行くことにした。

内容の方ではあるが、初めての岩松作品ではあったものの台本による抵抗感などはなく楽しめた。
また俳優の演技やアンサンブルに関しても、最近見た小劇場の芝居の中で文句なく一級品だった。
しかしながら芝居が終わってみると何か腑に落ちない感があった。というより、腑に落ちない感で他の良さが全部失われたと思うほど。それはなぜか?帰りの食堂でよくよく考えるに、今、このご時世にチェーホフのごとき陰々滅々たる芝居を、それも時代背景を戦時中においてやる意味はあるのかが不思議だった。嗅覚鋭く、観客を放置してでも自身の選んだ台本、演出にこだわる演出家のわりには、今、演劇の世界で何が求められ、何を見せるべきかということに無神経のように思う。
芝居のスタイルや、形、演出の奇抜さありきで、つまらないお芝居が多い中、いわゆる新劇的な演技で、物語ることを超越しよう、物語に挑戦しようという気持ちは分からないではないのだが…
それにしてもとにかく『今見るべきお芝居ではない』というか、『今見ても面白いと思えないお芝居』だった。5年前、もしくは人々のたがが外れたバブル的な時代だったら楽しめたように思う。
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# by imao001 | 2008-07-31 11:06 | レビュー
※以下、基本的に映画評論ではありますが、日記でもあるのできわめて個人的な事情や事柄、
  経験が文中に反映されることをご了承ください。
※また、全てにおいてネタバレはしないように心がけますが、ネタバレの可能性がある場合には
  しっかり明記しますのでそのつもりでご覧ください。
※最後に個人的にお金を払う価値があるかという、映画的ROI(投資対効果)を示しますので、
  見ようと思っている方なんかは参考にしてください。
※ちなみに勝手な計算式で『価値があったと思う金額÷払ったお金(たいてい入場料)』で表して
  いるので、たいてい1以上は個人的にまずまずと思っていただければと思います。


数年前、日航機墜落事故のその後を追ったドキュメント番組を制作したこともあり、当然興味があったので公開直後に見に行った映画である。

この『クライマーズ・ハイ』には、個人的にも因縁めいたものがある、というには大げさすぎるかもしれないが、なぜか不思議な縁があった。横山秀夫の原作は文庫化されてすぐ購入、一気に読み進めた。日航機が群馬に墜落した当時、群馬の地元紙 上毛新聞社(といっても地元紙なので当然のことながら群馬県内での発行部数は一番多い)の記者を務めていた作家だけあって、自身の経験が投影されたリアルな時代描写や、事故の重大さを伝える社内の息遣い、筆で描かれたような肉感のあるキャラクター像はクライマックスまで息もつかせぬストーリーだった。ところが、クライマックス、スクープをめぐるやり取りを読み進めている時、私の不注意で本を紛失してしまった(私はよく文庫本をジーンズの後ろポケットに入れて通勤時に読書することがあった)。よって、肝心の話のオチに辿り着く前に私の中で物語りは終了していた(私はこれもまた運命、と再度本を購入したりして読むことはしなかった)。その後、NHKでドラマ化されたこともありBSだったので、わざわざアシスタントに録画させDVDで鑑賞しようとした。待望のDVDを受け取り見ようとしたところ、これまた紛失。これはそういう運命なのか、とドラマ版を見ることもなく今日に至った。物語を、そして映像を見る機会があったにもかかわらず、なぜか肝心の部分を手元ですり抜けて行った様な気がする。そういったこともあり、公開直後、混雑を避け必ず観に行ってやろうと意気込んで劇場へと足を運んだ。

堤真一演じる山男の新聞記者 悠木が、同じく山男で同僚の親友と共に山へ登ろうと計画していたその前日、不運にも群馬県と長野県の県境にジャンボが墜落したとの共同電が入るところから話は動き出す。にわかにあわただしくなる社内、悠木は、因縁のワンマン社長の思惑によって、この航空機史上最悪の事故の全権デスクとなる。もちろん親友との登山などできるはずもなく、悠木は、この未曾有の大事故をめぐる、非常事態の新聞社、軋む人間関係、失われる命、事実、真実、様々な流れにダイブするかのごとく巻き込まれていった。と、ざっくり言えばストーリーはこう。監督は、硬派、スタイリッシュな演出と巧みな編集で評価の高い原田眞人。私自身『KAMIKAZE TAXI』以降の原田作品はハズレがないとも思っている。キャストは主演に堤真一、助演の記者役に堺雅人や尾野真千子(気が付けばとても大人)、遠藤憲一、田口トモロヲらを配するなどキャスティングディレクターのセンスの良さも伺える。

映画を見た全体の感触としては、ストーリーの運びが過去と現在の狭間でたまにもたつくものの、スピード感も悪くなく心地よく145分(長い!)を見終えられた。日航機墜落事故という大事故を扱ってはいるものの、中心にある大きなものは新聞社の中の人間模様だったりはするので、ことさら事故の悲惨さや、原因究明を訴えるようなこともない。いろんな意味でスッキリとはしている。とにかく、報道にたずさわる者から見ると新聞社内の些細な事柄も、経験したかのようなリアルさをもって迫ってくるだけに、組織の中の人間ドラマは息も詰まる思いだった。一方で、自身の作ったドキュメントは事故後20年という時期ではあったものの、改めて事故原因の検証などをすることもなく、遺族の20年をきわめて素直に切り取っただけだったので、“お涙頂戴”と揶揄する人もいたようだが、個人としては人の思いの深さを、命の尊さをとにかくストレートに伝えられたとおもう。そういう自身の映像制作の点も踏まえると、この映画は、個人的には映画足り得てはいたけれど、何か物足りなさもあった。ま、そもそも物語の視点というか向かうベクトルが違うから、なんら問題にすることではないのだけれど。なんにせよ映画としての完成度は高いので興味があれば是非ご鑑賞いただければと思います。

※4年ぶりくらいにパンフレットを買ってしまいました…たしか800円でしたが、中身スッカスカでした…

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映画『クライマーズ・ハイ』公式サイト

Excite 芸能ニュース:クライマーズ・ハイ
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# by imao001 | 2008-07-30 20:41 | レビュー

夏の甲子園

夏の高校野球の出場校が出揃いました。個人的には、あまり高校野球には関心がなかったりもするのですが、一昨日、ある高校が県代表に決まったことで、今年はちょっと事情が違ってきました。

その県というのが岡山県。

実は私の生まれは岡山県倉敷市で、ほんの少しではありますが倉敷で過ごしていた時期がありました。倉敷市は気候が温暖で、美観地区に代表されるように古きよきものを大切に守り続けてきた情緒豊かな街。故郷同様、本当に大好きな街が倉敷なんです。

で、その岡山県代表はというと岡山県立倉敷商業高校。

それくらいで、なぜ倉敷商業を注目するの?と思われるでしょうが、実はこの高校、北京オリンピックの野球・日本代表監督でもある星野仙一さんの母校なのです。そして、以前テレビ番組で星野監督の特番を担当した際に、私は生まれ故郷ということもあり、倉敷市を隅々まで駆け回り、星野さんの取材を続けるうち、星野さんの人柄、そして倉敷の素晴らしさに改めて惹かれてしまったからなんです。当然のことですが、倉敷商業も取材させてもらい、丁寧に対応していただいたことを覚えています。いつもは高校野球になど目もくれないのですが、今年はひとつ夏の楽しみが増えました。

ガンバレ!倉敷商業

ついでに…

ガンバレ!星野ジャパン

Excite スポーツニュース : 倉敷商が11年ぶり7回目の甲子園

ちなみに昨日こんな風景に出くわしたので、画像アップ!
※おじさんの目撃はこれで2回目。池袋に出没する常にペットボトルを頭に載せた謎のおじさんです。

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# by imao001 | 2008-07-28 15:31 | 日記
モーガン・フリーマン演じる、真面目で家族思いの自動車整備工 カーターと、ジャック・ニコルソン演じる、病院経営などを手がけ、傲慢だがやり手の資産家 エドワードのふたりが同じ病室に入院するところから物語は始まる。

入院してしばらく二人共が深刻な病理に侵され余命いくばくもないを知る。医者の余命半年という宣告に、二人は悔いのない人生を送るため自身の人生の中でやり残したと思われる事柄を次々とリストアップし、実行に移してゆく…

原題が“The Bucket List (棺おけリスト) ”

まさに死ぬまでに悔いが残らないようやり遂げるリストを表しているのですが、実際の映画の中の二人が旅をはじめ、やり残したことを次々実行に移す様子は痛快活劇の如く、見ているものを爽快にさせます。二人は実際ハチャメチャな旅を楽しんでいくのですが、これがなかなかにテンポ良くサプライズもありつつ進行するので本当に気持ちがよく、とても人生最後を迎えようとしている人々には見えません。人生を謳歌したいと心底思っているアメリカ人だからこそ表現できる世界観ですね。

監督は「スタンド・バイ・ミー」などでおなじみ ロブ・ライナー監督(久々の登場)。おそらくは監督ご自身も劇中の主人公や、ジャック・ニコルソンやモーガン・フリーマンたちとおなじように人生の最後に近づきつつある年齢、だからこそ表現したかった内容だったのではないかと思います。

※最後で普通の人はたいてい気づかないのですが、脚本家や映画評論家の人々などロジックで映画を見ている人にとっては、最後に面白い驚きが待っているという、部分的にもちょっと変わった映画でした。もし見てない方はDVDなどでもいいので、いったん普通に見終わった後、もう一度頭の部分だけ見てみると、言ってる意味が分かるかもしれません。

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# by imao001 | 2008-07-27 16:58 | レビュー

新ピカッ!

先日、新宿に新しいシネコンが出来ました。松竹系列の新宿ピカデリーというシネコンです。

私は大学時代、映画館でアルバイトをしていた事もあり、映画館であればどの劇場でも、とても
懐かしい場所に思えます。またこの新宿ピカデリーは、当時アルバイトしていた映画館(残念ながら今は閉館してしまいました)と同じチェーンだったので、毎晩“アガリ(その日の興行収入)”を連絡させてもらっていたこともあり、特に思い出深い映画館でした。そんな縁もあり、“新ピカ”が閉館する、と聞いたときは非常に寂しく感じた記憶があります。

ところがその“新ピカ”が新たに生まれ変わったというので、早速いってみました!それも大混雑の土曜日に!実際行ってみると… ちょっとこれは驚きの劇場でした。建物はまさに新ピカ!新宿のど真ん中でありながらなんと10スクリーン!白で統一されたフロアーに、1室 30000円のプラチナルームまで存在するというではありませんか!
そのプラチナルームは、バルコニー席のようになっており、ソファはカッシーナ、鑑賞時間までは特設のリラクゼーションルームで上映までゆっくり待てる(もちろん二人だけの専用)というゴージャスぶり。まさに映画館を、自分の部屋のように使えるVIPルームです。残念ながらその部屋は見つけられませんでしたが(どうやら一番大きいスクリーンの劇場にあるようです)、その存在は会場案内のプレートでアピールされていました。
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さて、本命の鑑賞した映画のほうですが、見ようと思っていた、大いなる先輩 三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』は、なんと上映2時間前にすでに空席が1席!残念でしたが、ちょっと気になっていながら見そびれていた『最高の人生の見つけ方』を見てきました。テンポ良くサプライズもありつつ進行するので気持ちよく見られました。

Excite 芸能ニュース : 新宿映画館戦争
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# by imao001 | 2008-07-27 13:24 | 日記
一度はブログをやり始めたものの、実際、20年ほど日記を書き続けているのでやらなくてもいいんじゃん?と思ってやめてしまったブログ。ところが、確かに中学2年から書いている日記も、今ではスケジュール帳状態にはなっており、日記もブログも同じだからとブログを再びはじめてみることにしました。mixiも更新続けますんで、ごらん頂いたマイミクの方々もよろしくです。
ちなみに、日々徒然なるままに、とは思ってますが、テレビやCMなどの映像業界裏話、また、一応楽しい情報を提供できるようがんばります。
これやってると本業がおろそかになるんじゃないかとも思うんですが、お取引の皆様方にはご迷惑をおかけしませんのでご理解ください。ではでは、始まり始まり~(緞帳上がる)

※ちなみにこれがただいま二十数冊目になった現在の日記兼手帳。

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# by imao001 | 2008-07-24 15:59 | 日記