映像制作/USTREAM・IP配信会社のジーマ代表が、徒然なるままに書き綴る とりとめもない出来事、映像、映画業界のお話 http://ji-ma.tv/ http://ji-ma.jp/


by imao001

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Ulead VideoStudio12 Plus


ノンリニアのビデオ編集といえば使うソフトは人それぞれかと思うがやっぱり近年は Final Cut Studio やFinal Cut Express などアップルブランドがもてはやされてはいるのだろうが、今日はちょっと気になっていたソフトをご紹介します。そのソフトとはCorel の Ulead VideoStudio12 Plus 。以前、早稲田の映研の某女史が使っていて不都合を感じないといっていたので、体験版がダウンロード可能だったこともありテスト使用してみた。

これまで Ulead 製品は使ったことがなかったので、その操作性や、安定性が仕事として使えるかどうか気になっていた。しかしながら購入するというほど興味も惹かれていなかったので、結局ほったらかしになっていた。

実際、試してみると Final Cut や Premiere、Avidを使っていた自分にも、思ったほどタイムラインや使い勝手に違和感なく、これまでFinal Cut Express を使ったことがあるユーザーなら簡単に使いこなせるのでは?と思った。

Blu-rayにも対応しAVCHDやHDVも使用可能な点はユーザーの利用可能なフォーマットが広がっているので好感が持てる。Blu-rayのオーサリングが出来たり、フラッシュムービーも書き出せるのでウェブ制作者もお値段的には充分手の届く範囲ではないだろうか。
「ビデオ編集ソフトは高い!」と変な理屈をつけてコピー製品を使うくらいなら、手ごろな値段でも高機能な編集ソフトはあるのだから正規に購入してほしいものだ。



編集画面はご覧のとおり。普通のオフライン編集ぐらいなら別に問題なさそう。
当然EDLは出ませんが…ま、それはそれということで…

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by imao001 | 2008-09-24 23:31

イントゥ・ザ・ワイルド

ブログツールというか、エキサイトブログの機能“モノモジ”iCDの機能を使ってみました。
なにやら見に行こうと思っている「イントゥ・ザ・ワイルド」とのタイアップキャンペーンらしきものをやっていたので魅かれて思わず試してみました。

ちなみにこのキャンペーン、ブログに“モノモジ”を使ったうえで与えられた質問に答える、というもの。
そして私が選んだ質問は…こちら。

Q.1枚だけCDを持って行けるとしたら、何を持って行きますか?

A.久石譲のサントラ「あの夏、いちばん静かな海。」

理由は、このCD、おそらく映画のサントラの中で自分が一番癒されたCDなので、どんな状況になってもこれを聞けば何事にも対応できそう、っていう単純な理由。皆さんも機会があったら是非聞いてみてください。

ちなみに…この“モノモジ”、使い方がやや分かりづらい…
普通にブログに訪問したひとが、この“モノモジ”という機能のを知らなかったらただの絵文字でしかない…これ、もしかしたら普通の絵文字の方がいいんではないのか?


なんていってはダメですよ。



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by imao001 | 2008-09-24 22:06 | 日記
油断すると、ついつい更新がおろそかになってしまいますね。反省。
さて、現在私は某ドラマのメイキングを制作中なのですが、その取材中使っているカメラがハンディのHDVカメラ。SONYのHVR-A1Jです。

今、ハンディのムービーカメラは様々なメーカーから様々なフォーマットで、ほんとにいろんなスタイルのカメラが出ています。その使い勝手や感想を個人的に言うと、まず“とにかくフォーマットをどうにかしてくれ”といいたくなる。やれHDVだ、AVCHDだ、またIntra だ、High Profile だ、消費者はついていけているのか?と不思議に思います。まぁ、それが映像機器市場の致し方ない仕組みですから、こういった規格争いは永遠に続くのでしょう。

そんななかでも無駄な買い物はしたくないもの。ということで、今回はやや使い勝手や将来性を加味したハンディカメラの比較をしてみようと思います。単純に比較は出来ないでしょうが、制作会社の立場になった、コストパフォーマンス重視のハイビジョン規格ムービーカメラの比較です。多くの制作会社ではステーションのHD化にあわせ、自社内でもフルHDのカメラを使用し始めていることでしょう。中でもソニーのZ1JやパナソニックのHVX200などはHDのサブカメラとして使ってきたところもあると思います。放送業界ではZ-1J、V1JやA1Jなど、ウェブやパッケージ物など様々な映像制作をやっているとパナのHVX200あたりも使用しているかもしれません。ですが、今回は2台目にはなにがいいかな?という観点から10万円前後のHDV機種から比較検討したいと思います。

まずは、日本ビクター「GZ-HD40」
この値段でフルハイビジョンって一昔前じゃ考えられなかったけど、今では機能も充実し、先日はとある報道の現場で取材記者が使っているのを見ました。しかしながら目撃したその時にも思ったのですが、メイン使用がメモリータイプではなくハードディスクタイプなで密着のような手荒な現場で使って大丈夫なのかなぁ、と思ってしまいました。もしかしてMicroSDで収録してるんでしょうか?それだと密着って使い方だと大変だとは思うけど…。しかしながらAVCHDとMPEG2-TSという2つのコーデックで収録できる点、画質モードを3種類そろえている点は優秀だと思います。最高画質モードでさえMPEG2-TSで10時間も収録できるというんですから、正直びっくりです。ちなみに量販店でしか本体を触ってませんが色の表現、発色などは値段的には充分かとは思います。個人的にはパネル等の使い勝手がビクターということで馴染みなく、ちょっと使いづらいように思えました。

次はソニーの「HDR-CX12」
記録媒体がメモリースティックDUOだけというのが残念。コーデックはAVCHD、まぁこれはいいとして、このマシン、ちょっと驚いた点が露出補正のダイヤルです。これまでのHVR-A1J、HC-1などではアイリスはマニュアルがあったものの段階的な上がり方だったのに、これはスムーズに操作出来る!その上以前のスタイルよりも非常に使いやすい。これでキャノンでの音声入力ができるようであればかなり便利でしょう(キャノンのオプションマイクが接続できるアタッチメント部分がないのが悔やまれる、というか差別化でしょうね A1Jとの。HCシリーズにもなかったし…)。画質もHCシリーズと驚いたほど変わらないので良しとします。ま、太陽光と蛍光灯の両方が入る現場で使用すると、色がクルクルまわっちゃうところがやっぱり大いなる欠点なんでしょうが価格的に及第点です。SONY信者には満足できるでしょう。



最後は三洋電機の「DMX- HD1010」。いわゆる“Xacti”の新商品です。
以前のDMX-HD1のアップグレード版ということでしょうが、やっぱり気軽に持てて撮影に入れるこのスタイルは最高です。デジカメとしても充分機能するスペックですし、正直プライベート用には非常に欲しい一品です。しかしながらこの形が災いして三脚に載せるには不向き、その上充電用のドックの接触部分が近くにあって三脚使用ではやっぱり不安です。まぁ、三洋からすれば、この形状なのだから三脚に乗せるなということでしょうが… そういうことでプロユースには不向きです。コーデックはAVCHD、メディアはSDなのでなかなか使い勝手はいいと思うのですが…それこそ記者カメ用にいいんではないだろうかなとも思います。

ま、結局、それぞれの機器の特徴での製品チョイスになるんですけど、個人的には家庭での使用には“Xacti”、仕事のサブカメだったら“GZ-HD40”ですね。ノンリニで編集しやすいですから。

パナソニックの「HDC-HS100」や、キヤノンの「HG21」あたりもいいとは思いますが触ったことがないので、また色々いじってみてご報告します。
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by imao001 | 2008-09-20 16:53 | お仕事:映像制作

追悼 市川準

映画好きの私ですが、これまで好きな監督、尊敬する監督は?と訊かれると、決まって3人の監督の名を挙げていました。

一人がギリシャのテオ・アンゲロプロス。
一人が台湾のエドワード・ヤン。
そしてもう一人が日本の市川準監督です。

その敬愛する市川監督が今日、お亡くなりになりました。
享年59、、新作の編集作業の真っ最中だったということです。

市川監督はいつも物語の中に映像詩をうまく溶け込ませ、その詩情を、物語の情感をたくみに表現していた監督でした。1シーン1シーンの感情の深み、重厚さが心地よく、作品によっては自身が涙を流していることや、息をするのも忘れるほど(私にとってはこれも大げさな表現ではありません)その映画に陶酔したこともあります。初期の『BU・SU』から『あしたの私のつくり方』まで、ほぼ全ての作品を映画館で見てきて、次回作をいつも心待ちにしていた監督でした。失礼にも自分もドキュメンタリーを作るときに市川監督のその鮮やかなインサートの手法を真似させていただいたこともあります。

私は往生際が悪く、今でも、監督 香川今生の“映画を撮る”という夢を忘れていません。おそらく死ぬまでは忘れることはないでしょうし、必ずや実行すると思います。そんな私がテレビの世界に入って4年程たち、業界の仕事にも慣れてきたあるとき「このままではマズイ!このままでは映画が撮れない!」そう思い立って映画関連の人々にアポイントを取り、映画業界に入り、監督への道筋をつけようとしていた時期があります。その時、私は無謀にも市川準監督の事務所に連絡を取り、その熱意を一方的に語ったことがあります。市川監督はいつも自身の好みのスタッフ編成をするので、未経験の私などは当然受け入れられるはずもなかったのですが、丁寧に話を聞いてくださり、断りの理由を丁寧に説明されたことが思い出されます。

最近は自分自身も「年をとったなぁ」と感じることも多いですが、私の大好きな映画を作っている、本当に大好きな監督が次々お亡くなりになる現実にやはり寂しさを感じずに入られません。

謹んでお悔やみ申し上げます。



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by imao001 | 2008-09-19 23:46 | 日記
忙しかったとはいえ、ブログの更新を怠りすぎました…ご無沙汰です、香川です。
ここしばらくはロケやスタジオ収録、新しい機材の導入に関して慌しく動き回っていたので、
自分でも結構更新できていないなぁなどと思っておりましたが、いやはや2週間もたっていたとは…
私自身、個人的なことでもやや疲弊しており、先日の休みでようやく復活しました。

さて心機一転、新たにブログを継続していきましょう。

新しい機材の話はまたの機会に譲るとして、
最近気になることにハイビジョン編集特にHDVのワークフローがあります。
昨今、放送業界ではHDVの機材の使用が広がってきて、HDV素材の編集ワークフローが話題になっています。しかしながらHDVはLongGOPという圧縮方法を採用しており、映像に加工を加えたりするような編集現場ではやや敬遠されがちです。というのも、LongGOPとはある数量のフレームにまたがって圧縮を行う圧縮方法なので、同じビットレートであっても効率良く高画質に圧縮できるのですが、フレーム単位で編集する現場=通常の映像制作の現場ではエンコードに時間がかかるため敬遠されることもあるのです。それゆえ編集所によってはHDVをHDCAMに一度立ち上げて(ダビングして)編集に対応しているのです。

HDVが発売されてここ何年かは、ポスプロ業界もHDV規格の浸透の動向を見極めるためデッキを買い控えていました。しかし先日、HDVでもTCをフレーム単位で正確に読み込むデッキが発売されたこと、そしてHDVのカメラが予想以上に早く現場に広がったことをうけHDVを受けとしても対応させようというポスプロが出てきました。

HDV中心のハイビジョン編集環境は多いと思うので、この流れには素直に賛同したいと思います。

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by imao001 | 2008-09-08 18:05