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by imao001

オールナイトのこと。

東京・池袋に新文芸坐という映画館があります。ロードショー館ではなく、リバイバル上映や特集企画上映など少し前の映画を2本立てで上映するいわゆる名画座です。先日その劇場で橋口亮輔監督の映画がオールナイトで上映されると知り見に行ってきました。

“オールナイト”と聞いて???と思った方も多いかと思いますのでご説明しますと、昔の名画座は昼興行以外に、土曜や祝日の前の夜など何らかの企画色をつけ、その色に合わせて明け方まで3本、4本立てで映画を夜10時頃から明け方まで上映していました。例えば“○○監督特集”とか、“俳優○○の全て”といった感じで、まとめて同じ監督の作品数作や、ビデオ化されていないような作品がお宝的に映画館で観れ、金額的にも安くなっていて、1本あたり500円くらいで見ることができた訳です。そして今回足を運んだ新文芸座さんは、そういった名画座の古き良き部分をいまだに残して上映をしてくれている劇場さんなのです。また、橋口監督について言えば、私が学生の頃、非常に評価を受けていた監督で、私の先輩にもあたる古厩監督とともに人気を二分しているようなところがありました。また個人的にも1作目、2作目とほんとに良い映画を撮っているなぁ、と感じていたので、学生時代の郷愁も相まって今回オールナイト上映に出掛けたという訳です。今回オールナイトで上映された作品は『二十歳の微熱』『渚のシンドバッド』『ハッシュ』という3本立て。3作品すべて公開時に観てましたが、まとめて観られる機会も少ないですし、時代背景や監督の考え方なんかが変わっていく様なども感じられるので、オールナイトは企画内容がハマれば観るのにはなかなかいい機会です。

で、感想はと言いますと作品の感想以上に、肉体的に今でもオールナイトを見に行ける、充分楽しめる!っていうのが今回の最大の発見でした。最近では仕事でも“徹夜ができない”などと思っていたのですが、今回のオールナイトは感覚が研ぎ澄まされたまま映画に没頭でき、空腹や睡魔も売店のパンとコーヒーで軽く乗り切れました。翌日多少眠くはありましたが、こんなに簡単に夜中起きていられるということは、仕事でも徹夜が出来なくなってきているっていうのは結局、自分の言い訳で、モチベーションの差なんじゃないか?と自分が憎らしくも思えました… ま、名画座でなくても今ではシネコンなどでもオールナイトを上映してくれているところがあるそうなので徹夜の練習ということでまた行ってみたいと思います。(追記:もちろん映画もとても楽しめました!)



いわゆる名画座、二本立て上映が多い映画館をリストアップしましたので興味があるかたは是非

■池袋 新文芸坐  独自企画が秀逸な名画座の雄

■飯田橋 飯田橋ギンレイホール  会員制などユーザー目線の運営が高評価

■高田馬場 早稲田松竹  若者向けのおしゃれ系とこだわりの作家主義ラインナップ

■三軒茶屋 三軒茶屋中央劇場  撮影にも劇場を貸してくれる老舗名画座

■三軒茶屋 三軒茶屋シネマ  センス良いハリウッド大作系の二本立て

■目黒 目黒シネマ  ロードショー映画の二本立てを観るならここ 駅からも近く便利

■浅草 浅草中映劇場  ハリウッドメインですが不思議な映画がたまにかかる劇場

■新橋 新橋文化劇場   ロードショー映画とミニシアター系など独自の番組組み合わせが面白い
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by imao001 | 2010-02-01 21:29 | 日記