映像制作/USTREAM・IP配信会社のジーマ代表が、徒然なるままに書き綴る とりとめもない出来事、映像、映画業界のお話 http://ji-ma.tv/ http://ji-ma.jp/


by imao001

映評:「曲がれ!スプーン」

今回は「曲がれ!スプーン」です。ぶらり立ち寄ってしまって、思わず見てしまった作品です。

幼い頃から超能力の存在を信じ続ける超常現象のバラエティー番組AD 桜井米は、番組企画のためエスパーを探す旅に出る。ところが投稿で寄せられたエスパー情報は箸にも棒にもかからない情報ばかり。大荷物を抱え、カメラを抱え歩き回るものの、大抵がこれを機に有名になろうと考える似非エスパーがほとんど。一方、そんな超常現象バラエティーを横目に見ながら、真のエスパーチ-ムが年末恒例の交流会を開いていた… というストーリー。

元々は劇団ヨーロッパ企画のお芝居がオリジナルの作品で、また脚本もその原作の上田誠氏が書いているためか、小劇場的芝居を映画でドタバタコメディーに仕上げた、という以上の驚きはないです。率直に言ってしまうと小劇場発の低予算インディペンデント映画(予算的には見た目より結構額がいってそうだが…)。しかしそこは天下のフジテレビ。フジテレビ的コンテンツ生産工場のラインに乗ると、主演が長澤まさみ、本広克行を監督に持ってきて、スポットある程度打てばそこそこのヒットにはなるんじゃないか?という感じであっという間にそこそこヒットのロードショー作品に早変わりです(実際は、一週目全国興収で11位とちょっとやばい数字ですが…)。小劇場的な笑いは担保されているし、長澤ファンの要望にも充分こたえているとは思うので、まあ、小劇場的な笑いが好きな方やおとぎ話好きには好評かと思います。ただ小劇場好きならば、長澤まさみ主演、同じキャスティングで舞台でやったほうがいいんじゃないかな?って普通に思います。っていうか俺はそう考えてる by 亀田父。

長澤まさみ曰く、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい!」だそうです。

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by imao001 | 2009-12-02 20:55 | レビュー