任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」がいよいよ動画配信サービス始めるようです。元々今年春には発表といわれてましたから何とか滑り込みで発表という感じですね。個人的には「DSi」での映像ダウンロードの方が先かなとも思ってましたが、やはり家庭のテレビと連動している「Wii」をプラットフォームとして「DSi」で持ち運ぶ、というのが任天堂としても理想みたいです。
視聴方法はというと、プログラムを立ち上げると、3Dのお茶の間「Wiiの間」が登場し、その仮想空間にユーザー自身がアバターの「Mii」(ミー)をつくって、家族や友人のMiiと共にそのお茶の間のテレビで映像を楽しむというかたち(もちろん映像を見る時はユーザーが見ているテレビ画面いっぱいの画角になるとは思います)。任天堂としては2次元でただ映像を提供するというのではなく「Wiiの間」を介してあくまで「Wii」らしい映像の提供を考えたようです。
視聴は現在のところ無料で、ダウンロードした映像をニンテンドーDSiにも転送できるとのこと。将来的には有料コンテンツの提供も検討しているとのことなので、今のiPodやPSPのポッドキャスティングみたいな“映像の携帯”を任天堂でも取り入れるということですね。また割引用などのビデオクーポンも取得できるようにしてクーポンをDSiに転送、店舗で提示するといった使い方も行っていくとのこと。いやこれなんかはポッドキャストを中心にやっていた前会社で私が しきりに導入を進め、やってみたはいいもののなかなか上手くいかなかったケース。もちろんユーザーの絶対数が違うのだけれども、任天堂さんにはこのビジネスモデルを成功させていただいて、是非自分のアイデアが間違っていなかったと証明してもらいたいです(笑)
ま、それはさておき、個人的に面白いなぁと思ったのが「Wiiの間」に時折訪れる「コンシェルジュMii」。著名人や芸能人を再現した「コンシェルジュMii」が、流行の動画をお勧めしてくれたり、また新着動画も検索できたりするようです。視聴した動画は、評価・感想を登録したり友達におすすめできる機能もあるとのこと。いやはやさすが任天堂、APPLE同様ユーザーエクスペリエンスを大事に考えているせいか、コンシェルジュがやってきてお勧め動画を紹介してくれるなんて、普通の企業じゃ発想できない!いやはや、本当に感心してしまいます。ただ、ひとつ残念なことは投稿動画に関して詳細が明らかにされていないこと。おそらく著作権の関係、擦り合わせなどもあって初期段階では公表、導入しない方向に落ち着いたのかと思いますが、果たして動画投稿抜きでどれだけ食いつきがあるか… 自社でのコンテンツ制作にも限りがあるでしょうし、ビジネス利用への展開も視野に入れているということなので、まずは期待して見ていこうと思います。
「Wiiの間」サービス紹介
任天堂がWii上で動画配信 「Wiiの間チャンネル」
ゲーム機から情報家電に進化した「Wii」
いよいよWiiも動画配信です
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