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by imao001

映評:最高の人生の見つけ方

モーガン・フリーマン演じる、真面目で家族思いの自動車整備工 カーターと、ジャック・ニコルソン演じる、病院経営などを手がけ、傲慢だがやり手の資産家 エドワードのふたりが同じ病室に入院するところから物語は始まる。

入院してしばらく二人共が深刻な病理に侵され余命いくばくもないを知る。医者の余命半年という宣告に、二人は悔いのない人生を送るため自身の人生の中でやり残したと思われる事柄を次々とリストアップし、実行に移してゆく…

原題が“The Bucket List (棺おけリスト) ”

まさに死ぬまでに悔いが残らないようやり遂げるリストを表しているのですが、実際の映画の中の二人が旅をはじめ、やり残したことを次々実行に移す様子は痛快活劇の如く、見ているものを爽快にさせます。二人は実際ハチャメチャな旅を楽しんでいくのですが、これがなかなかにテンポ良くサプライズもありつつ進行するので本当に気持ちがよく、とても人生最後を迎えようとしている人々には見えません。人生を謳歌したいと心底思っているアメリカ人だからこそ表現できる世界観ですね。

監督は「スタンド・バイ・ミー」などでおなじみ ロブ・ライナー監督(久々の登場)。おそらくは監督ご自身も劇中の主人公や、ジャック・ニコルソンやモーガン・フリーマンたちとおなじように人生の最後に近づきつつある年齢、だからこそ表現したかった内容だったのではないかと思います。

※最後で普通の人はたいてい気づかないのですが、脚本家や映画評論家の人々などロジックで映画を見ている人にとっては、最後に面白い驚きが待っているという、部分的にもちょっと変わった映画でした。もし見てない方はDVDなどでもいいので、いったん普通に見終わった後、もう一度頭の部分だけ見てみると、言ってる意味が分かるかもしれません。

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by imao001 | 2008-07-27 16:58 | レビュー